粕屋東中学校陸上競技部

8月12日(木)

自主練習

 

(開催)延期の期間も含めて、ここで「金(メダル)」を取るためにやってきたし、また、競歩という種目は、日本陸連のゴールドターゲットとして、さまざまな強化や支援をしていただいていたので、個人としても、日本競歩チームとしても、ここで「金」を取れなかったことを残念に思う。
ランキング1位とか、メダル候補とか言ってはいただいていたが、自分自身は、あくまで1チャレンジャーとして、初めてのオリンピック、初めてのオリンピックチャンピオンというところを目指してやってきたし、守りに入ったつもりもなかった。しかし、この結果ということは、準備の段階、ここまでの取り組みの段階で、何かしら甘さがあったのだろうと思う。
17kmのペースアップは、本当はあそこで後ろを(振り)払って、最後まで逃げきるところまでをイメージしていた。しかし、自分の余力の部分がなくなりすぎていた。ラストはもちろん苦しかったが、それまでのレースの運び方の部分で、あまりにも下手な部分が多すぎたなと感じている。そういう技術面というか、ちょっとした立ち回りの部分の反省点はあるが、でも、やっぱりあの展開をしても勝ちきるだけの強さがなければいけない。これまでの取り組み、準備、そういったものすべてを洗い出して、見直していきたいなと思う。
今回は、目標としていた金メダルを取ることができなかったので、もう一度、心技体すべて見直して、もう一度この舞台に戻ってきたい。次は「金」を取りに帰ってきたい。

 

東京五輪 男子20km競歩 銅メダル 山西利